ツメコでは毎月、各界で活躍するクリエーターの方々に、ツメコのための描き下ろしデザインをお願いしています。
3月の新作デザインをしていただいたのは、水彩絵の具やペンを使った幻想的な雰囲気のイラストを描くタカヤマ マキコさんです。
タカヤマさんが描く絵柄は、空気に絵の具が溶け出したかのように繊細で柔らか。色彩豊かなモチーフは、春の始まりにぴったりです。
そんなタカヤマさんからコメントをいただきました!
「春の訪れを爪先から感じられるような、爽やか&柔らかい色合いのモチーフを使って制作しました。春の軽快なファッションに合わせて楽しんでいただけると嬉しいです。」
フレッシュなレモンが跳ねるように元気に描かれています。全体、輪切り、アップ、とそれぞれ違った表情を見せているのがなんともキュート!合わせた反対色の水色は、筆記体のような文字と水玉模様。まるで初恋の味!?を思わせるような瑞々しさです。
たくさんの花たちが四角を作ったり線になったり、規則的に並べられた様子が1枚の絵ハガキのようです。赤や黄色、ブルーにピンク、華やかで繊細な花たちをネイルにしばし閉じ込めて…ずっと眺めていたくなるような可愛らしさです。
パステルトーンの絵の具で描いたようなナチュラルトーン。パープル、ピンク、ブルー、イエロー…明るい色彩のボーダーは気持ちまで明るくしてくれそう。ところどころ白いヌケがあるのが軽さの出るポイントに。
水彩絵の具で描かれたのは、柔らかい鉱物が淡く光るような、どこか幻想的な雰囲気。アイスブルーやパープルなど、春の色彩の中でもクールな印象のカラーでまとめています。
3月になると、まぶしく感じるのはもう春の光。長かった冬が終わるのを感じます。
外には梅や桃が咲き始め、お花屋さんには黄色やピンクの可愛らしい色が並び始めて目にも楽しい季節。
タカヤマさんのデザインは、そんな春を見つけた時のワクワク感でいっぱい!どんなお洋服を合わせましょうか。
水彩画のはかなくも繊細なタッチは、まだ少し肌寒い季節の変わり目だからこそ楽しみたいですね☆
タカヤマ マキコ
イラストレーター。雑誌、書籍、アパレル、雑貨等さまざまな分野で活動中。
水彩絵の具やペンを使い、メルヘンチックでありながらも少し毒のある世界観を描く。
大人の塗り絵本「Paradise 花と生き物いっぱいのぬりえブック」(KADOKAWA)発売中。
ホームページ http://makikotakayama.com