ツメコでは毎月、各界で活躍するクリエーターの方々に、ツメコのための描き下ろしデザインをお願いしています。
9月のデザインをしていただいたのは、木版画や水彩画にて、植物や動物、風景を描いた作品を発表されている水口かよこさん。書籍の表紙や挿絵なども多数手がけていらっしゃいます。
水口さんからは、
「1枚の絵を一部分ずつ切り取り、ネイルを1つずつ見たとき、全体をみたときに違った
今回は元々の水口さんの作品から、部分部分を切り取って、5本の爪の形に落とし込んでいます。
3つのデザインは木版画がベースとなっているため、光を感じる影の濃淡が美しく、もう1つの「ポピー」のデザインは、水彩画がベースとなっているため、そのにじみが繊細に溶け込んで、共にとても雰囲気のある仕上がりとなりました。
ネイルのデザインとして見た時と、実際の絵は同じものとは思えないほど印象が変わる、まさに爪先の中のアートです。ぜひチェックしてみてください♪
幻想的なパープルの色調の中で、優雅に羽根を広げる蝶々たち。重なり合う繊細な線が美しいデザインです。
元の絵はこちらの作品「楽園#1」木版…生命と躍動感に満ちた熱帯に生
水辺に咲くオレンジの花びらと、にじみでぼかされた黄色の花びらが爪先一杯に広がる華やかな仕上がりです。
こちらが原画の「Poppy」水彩…ポピー畑の一面、赤や黄
よちよちと歩くペンギンたち。辺りをきょろきょろと見渡すつぶらな瞳がなんとも可愛らしいですね。後姿のアップもありそうでなかった魅力ポイント♪ピンクと同じトーンのブラウンの組み合わせで肌なじみの良い仕上がりに。
こちらが原画の「Penguins」…ペンギンのかわ
森の中の湖でしょうか。たくさんの木や水草が絡まり合う中、光を浴びて輝く湖の緑がまぶしい…。 日の光が作り出す濃淡や水の揺らめきまで浮かんでくるようです。
こちらが元の絵となった、「The northern proviences」木版…北海道で見た川が流
9月になると、季節の変わり目ということで街の彩りも徐々に変化していきます。
まだ暑さは続きますが、真夏よりも落ち着きのある色遣い、繊細な表現に心動く時期…。
水口さんの美しい作品から生まれたデザインに、心ときめく人も多いのでは?
さあ新しい季節が始まります!これまでになかったネイルデザイン、ぜひいち早く体験してみてはいかがでしょうか。
水口かよこ
1982年大阪府出身
2005年京都市立芸術大学 美術学部美術科版画専攻卒業
現在、大阪府在住
木版画や水彩画で、風景、植物、動物の作品を発表。
書籍の表紙や挿絵なども多数手がける。
ブログ⇒http://kayokomizukuc